貴金属(特に金やプラチナなど)は見た目だけでは本物かどうか判断が難しいため、いくつかの方法を組み合わせて確認します。ここでは代表的な確認方法を分かりやすくご説明します。

             
製品にある刻印の確認

まず最初にチェックするのが「刻印」です。これは製品に打たれている小さな文字や数字のことで、素材や純度を示しています。
例えば「K24」「品位999」は純金、「K18」「750」は金が75%含まれていることを意味します。他にも「Pt900」はプラチナ90%を表します。
ただし、刻印があっても偽物の場合や、逆に刻印がなくても本物のケースもあるため、刻印はあくまで最初の目安として確認します。

試金石による確認


次に行うのが「試金石(しきんせき)」を使った検査です。これは昔から使われている方法で、現在でも活用されています。

黒くて硬い「那智黒石」という石に、調べたい金製品を軽くこすりつけると、石の表面に金属の跡(条痕)が残ります。そこに硝酸を垂らして反応を見ることで、本物かどうかを判断します。

金は非常に安定した金属で、酸に強い性質があります。そのため硝酸をかけても溶けたり消えたりしません。一方、金以外の金属が混ざっている場合は反応して跡が消えたり変色したりします。
上の画像は、上段がK24、中段がK18、下段がプラチナ900の条痕と、硝酸を垂らした後の画像です。硝酸を垂らした後でも、しっかりと条痕が残っているのがわかると思います。

純度による違いもあり、
・K24やK18 ・Pt900 → はっきりと濃い跡が残る
・K14 → やや薄めだが確認できる
・K10やK9 → うっすらとした跡になる
このように、反応の違いからおおよその純度も判断することができます。

メッキ製品の硝酸反応


上の画像は、お客様からのお持ち込みが多いメッキ製品の金杯です。24k-GP と表記がありますが、GPとは、Gold Plated のことで、日本語だと24金メッキという意味になります。
メッキを同じように試金石で確認すると条痕が消えてしまっているのがわかると思います。

その他の検査方法
さらに正確に調べるために、次のような方法もあります。

さらに正確に調べるために、次のような方法もあります。

・比重検査
水に沈めて重さを測り、金属の密度から素材を判断する方法

・X線検査
機械を使って内部の成分を分析し、より正確に素材を判定する方法

素材がはっきりしない場合は、一度お預かりして専門的な検査を行った上で、正確な査定金額をご提示いたします。

まとめ

見た目が金色や銀色であっても、本物の貴金属とは限りません。刻印・試金石・比重・X線など複数の方法を組み合わせることで正確に判断しています。

「これって金?プラチナ?」と迷うお品物がありましたら、ぜひお気軽にお持ちください。丁寧に確認させていただきます。






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